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2019.04.11 Thursday

白湯デトックスのすすめ

 世間は碌でもないニュースばかり行き交っております。そのようないざこざと関係ない世界に引きこもってしまった身ではありますが、どちらを向いても悪い報せばかりでは流石に気も滅入ります。
 新しいマックオーエス様は、何やら変換機能が気の利いたものになり過ぎて、逆に使い辛い。具体的には勝手に私の文章を予測して漢字を出したり消したり果ては語尾まで提案してくださる。非常に大きなお世話で止めて欲しいが設定を開く方が面倒臭い。こんな風に文句をたらたら書いている現状から類推して、自動的に機能停止してくださらないものか。如何ですか。ヘイSiri。私の言葉を支配するのはいい加減にしてくれないか。
 調べたところ、どうやらライブ変換と名乗る機能だそうで、せっかく頑張ってくれるのに申し訳はありませんでしたが切りました。善意はいらんのであります。
 ライブという語感を見る限り、キータッチの順番からリアルタイムに人間の思考を先取りしてくれるようです。便利なようで恐ろしい。AIの発達を現在進行形で見せつけられた気分です。
 ここから二十五年ほど過ぎれば機械の知能が人間を追い越すそうですから、そこまでの半分か、十年ちょっと経った頃には、ライブ変換の精度も上がるどころかアカウントの個性から裏で調整して、事務的な文章くらい自動的に生成してくれるのではないでしょうか。否、研究機関レベルならその程度は既に実現しているかもしれない。東京大学だかのAIが、ライトノベルのデータベースから新作長編を生み出し、賞を獲ってしまったなんて話があったような気がします。無かったような気もしますが有りそうな話でもあります。込み入った表現で申し訳ないが、計算機の現状は最早どこまでが出来てどこからが未来なのかよく分からない。一世代前の人々が、ビデオゲームをピコピコと一括りにするのに似て、私は先端技術を未知で括って感心してしまう。いつかの未来に踏み込んだ迷子の様相であります。
 年寄りみたいでいけない。元より貧困な想像力を更に狭めぬよう気を付けねばなりません。そしていつか首元にコネクタを突っ込み、ネットの世界に精神を移して永久に読書を楽しみたいと思っております。それが無理ならせめて機械の体を手に入れるか、それができる未来まで冷凍冬眠して行きたい。
 そう言えば、アメリカ横断ウルトラクイズの優勝賞品にコールドスリープ権がありました。後に死亡事故を起こして問題になりましたが、冷凍冬眠って可能なのかしら。出来たとして、ちゃんと意識は消えた状態で眠れるのでしょうか。万一、冬眠中に意識だけ残ったら最悪ですね。と、母が言っていました。同様に、脳みそだけ保存できたとして、剥き出しの神経が滅茶苦茶に痛かったらどうしよう。まこと夢のない話ですが、現実的でもあります。SFから未来、そして実現にこぎつける過程は、かように泥臭いシラミ潰しに違いありません。
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