2020.08.11 Tuesday

ジョニー・マーと私達

 ここのところ、直前に見た夢の内容を思い出してばかりいます。今朝見たのは、書いた小説が端から直されて惨めな気持ちになる夢でした。昔と変わらず四百字詰め原稿用紙にシャーペンか鉛筆で書いていました。字が汚いのも昔と変わりません。昨年だか、上手くなったと父に褒められたものですが、生まれてから大人になるまで下手と言われ続けた劣等感は今更拭えるものではなく、今後どんなに上達しようと、わたしの書き文字は一生人並み以下なのです。そして、夢にはそんな所ばかりリアルに反映されます。
 但し、自分の書いた文章にあれこれ指摘をいただいたり、直接赤を入れてもらうのは好きでして、その点は現実と異なるようです。キリコはあらかたの夢において気弱です。おそらくは根っこの部分が出るのでしょう。実生活であれば経験や知恵でもって受け流したり、意図的に無視することで自意識を保てますが、それらを剥がしてしまえば負い目のかたまり。すぐ謝るとっとこハム太郎と変わりません。
 ハム太郎を見た事がないまま例に挙げてしまいました。申し訳ない。ぶたないで欲しいのだ。
 夢に見た通り、以前は原稿用紙に直書きしておりましたが、今となってはデジタル一辺倒です。テレビで見る作家さんには徹底してアナログに拘っていたり、或いはいきなり万年筆で書き始める立派な方もいらっしゃいます。わたしにはもう無理だ。何故なら書くのが遅い上に誤字脱字が多いからだ。まあ後者に関してはデジタルだろうと変わりはしません。であるなら、悪筆は一生直らないということかも知れません。ひどく惨めな気持ちになって来た。正夢だったのでしょうか。
 こうして夢日記をつけていると、いつか気が狂うと聞いた事があります。実際に狂った人間がいるのかは知らん、狂う可能性はあろうと思います。即ち、現実で夢を補完すると、次に見る夢の具体性が増し、繰り返す内、現実との境目が曖昧になって行くという事です。皆様お気をつけください。日常生活に夢の記憶を持ち込み出したら危険信号です。
 キリコについて言うなら、京王線はすぐ暴走し、調布から先はジェットコースターに変わる事が数度の夢から確定しています。また、調布から新宿方面に乗ると桜上水辺りで脱線します。高校には既に四度入学し、大学も三回目。結婚した事実は夢にも反映され、それを踏まえて次の大学受験は東大に願書を出す予定です。狂気は既に近くまで這い寄っているかも知れません。
 ではまた来世。
2020.06.16 Tuesday

埼京県境爆破の怪

 ご無沙汰しております。前回の更新から幾星霜。文章を書こうという情念は何とか維持しております。振り返ればこのウェブログも、アップして消しを何度も繰り返し、とうとうそれすら面倒くさくなって放置したのが一年と二ヶ月前でございます。嫌な言葉ではありますが、言い訳としての面倒はとても便利で、自分に能力がない事をぼかしつつ、大いなる存在が邪魔をしているかのように見せかけられます。要するに欺瞞の極みです。わたくし、昨今は自分を誤魔化し生きております。心の平衡を保つための防衛機制です。しかし、そんな人生もここで終わりにしたい。
 なんて大口を叩く程の意志も持ち合わせておりませんので、一発再起動とは行かないまでも、少しずつ燃料を注いでやる程度の緩い心掛けをもってまた書き始めた次第です。否、おりました。もうさっきの決意は消えました。ここに書かれる言葉は思考と別物の、もっと言えば思考を先取りしたものでございます。大仰でしょうか。他方、頭に描いた言葉はキーを叩いた端から嘘に変わります。思考と行動は同期しないのです。お分かりでしょうか。わたくしもよう分からん。
 ウェブログを放っておいた間に雑文の媒体はすっかりnoteやcakeへと移りました。有料記事を作ったり投げ銭ができたり、遥か昔のテキストサイト全盛時に夢見られてきた機能が、尽くベンチャー企業によって実用化されています。かつて鬱陶しさしか感じなかった広告バナーもビッグデータによりパーソナライズが進み、時に背筋が寒くなる的確さで欲望を射抜きます。
 何だか年寄り臭くていけない。後は外国の美術館やら図書館が芸術作品をパブリックドメイン化し始めました。ということは、ここに格調高い絵画を貼れる。そんな訳で画像に困らなくなったので、戯れに再開した次第です。しかしタグの使い方を忘れたり解像度を間違えたり全くもって駄目。話になんねえよ。やっぱnoteにすっか。
 コメントくださった方もいるようです。ありがとう。返信はまた。
2019.04.09 Tuesday

カレーばっか食ってんじゃねえ

 今日も今日とて不審者扱いされる。実際、昼間から街中をうろついてはローアングルで猫を撮ってばかりの不審人物ではあると思うが、分かっていても人に言われると腹は立つ。

 私を蔑むのは、大体が子供を連れた女ばかりである。奴等は何故だか、自分達の善意を疑わない。そして善意は良いものと信じ切っている。だから子供は猫を見ると触りたがるし、馬鹿な母親は止めるどころか「猫ちゃんだねー可愛いねー」なんて言って背中を押す。

 仲良しの猫が怖がりで子供嫌いで制空権に入られたら即引っ掻く子だと知っている以上、私はその旨を伝えなければならないと思う。子供が引っ掻かれると面倒くさいから。結果、八割がた事案である。来月の区報には赤い猫気狂いがローアングルで声をかけてきたなんて書かれるに違いない。ふざけた話ではないか。

 そもそも女は私を不審者のように見るが、お前だって本当にそのガキの母親かどうか分からないじゃないか。本当はそこいらで攫ってきたんじゃねえのか。おい。身分証を見せてみろ。それでなくても頭が悪そうな顔をしやがって。私の猫の方がよっぽど賢い目をしているぞ。くたばれ阿呆め。人を人攫いの異常性欲者扱いしておいて、自分は家でそのガキにキスだのハグだのしているんだろうが。おい本当に母親なんだろうな。性犯罪者ではないのか。

 女とガキはコンビニエンスストアに入ったまま出てこなかった。見ろ、誘拐だ。

 さて、パソコンを新調した。初めての非一体型である。要はマックミニです。ディスプレイどころかメディアドライブも付いておらぬ、ただの起動デバイスであります。折角本体を新調したのだからと、外付けハードディスクもSSDに換装、ブルートゥースマウスとキーボードにでかいディスプレイも入れて、連れのパソコンと色々共有してみました。超かっちょ良く、まるで仕事のできる人間に成り代わった気分です。実際、お茶レディとしては有能でありますが至極どうでもよろしい。そして有線マウスを捨て、ブルートゥースの方はペアリングを切ってしまいましたので、未だ机に乗ったままの旧アイマック様を使おうとすると、キーボードだけで無理矢理動かさなければなりません。すっげえ仕事のできる社員の挙動ですが、現実は無能なお茶レディに過ぎません。ちょっと必要なさそうだからと言って、何でもかんでも断捨離してはいけない。のちのち酷い目に遭いますよ。お前の事だ、ミニマリスト。

 今日はこのくらいにしておいてやる。

2016.05.24 Tuesday

儂は人間の屑じゃよ

 今年初の熱中症である。何事もお初は気持ち良く、昼に食べたうどん、かしわ天、野菜天、温泉卵百個を笑顔で吐き出した。学校は阿鼻叫喚の渦に巻き込まれた。これであだ名は卒業までゲロ子から変わらぬだろう。おいゲロ子が吐くから机くっ付けるのやめようぜえなんて言われて一人あぶれ、気を遣った担任と差し向かって給食を食べる日々がやって来る。まことにもって気まずい。牛乳のお替わりもきっと許されない。吐くから。排泄に厳しい学校社会である。今風に言う所のスクールカーストか。確かに生徒の間では確固たる階級が存在する。力の強い奴がクシャトリア、身体が人並以上ならばヴァイシャ、ゲロ子はシュードラ。今後の振舞い次第でアウトカーストに落ちるかもしれない。頭が悪くても足さえ速ければクシャトリア付近に潜り込めるのが鬱陶しいところで、逆にテストばかり良い点を取るとやっかみも含めて下へ下へ落とされる。書いていて憂鬱になる話である。
 時に猫はしょっちゅう吐く。外猫は特に顕著で、食べられる時に食べないと死んでしまうから早食いで詰め込みすぐ戻す。しかし彼らにとってそれは大きな意味を持たず、戻した物をまた食べる事もざらである。また、毛が生え変わる時節は胃から毛玉を吐くので、食事と関係なくても自在に戻せる。人間界で言うところの南方熊楠みたいな能力を生まれつき持っている。人間よりも数段から数倍は強靭なのである。比べてゲロ子のサバイバビリティと言ったら、寝てもすぐ目覚めるしお腹は壊すし貧血と熱射病で吐く。寄生虫よろしく周囲に頼って寄り掛かってやっと生きている。難儀なものだと思う。とは言え、人間は猫と違って群れで生きる動物だから、単身でどうにもならないのは取り柄の一つくらいに考えて前を向くしかない。
 スクールカーストにおいて、金持ちが下層に追いやられるケースがままあり、体育の成績が良かろうと、条件が揃えば簡単に虐められる。ここで大半の人間はスネ夫タイプの嫌味な少年を想像するのだが、公立学校に通うような金持ちなんてものは豪邸に住まないし生活レベルも一般人と大して変わらない。精々がハワイ旅行に行ける程度のものである。なので、普段の学校生活ではお金の部分に触れられもせず、都合の良い時だけそこを持ち出しリンチの種にする。子供が残酷という言説は、こういった都合の良さや優勢火力ドクトリンを何の疑問もなく、むしろ正義の執行と見做せる点に由来する。丸切りアメリカである。
 であるなら、日本はずっと昔からアメリカングローバルの波を被って来たのかもしれない。もしくは日本のサブシステムがアメリカ並の幼稚さから抜け出せない、一億総子供社会なのかもしれない。これらは全てゲロ子の逆恨みに過ぎないのかもしれない。いずれにせよ、学校なんて恐ろしい場所に二度と戻りたくはないし、今となっては会社もちょっと。
 麻生太郎は金だけ持っていて力が無い奴はカモにされるような事を言ったが、確かに彼の顔は、その過程で歪んだような造りだった。口元も吐き過ぎて隙間が出来てしまった形だ。もしかすると、彼が記者会見を開くたび、おいゲロ男が出てんぞなんて当時の同級生は笑っているのだろうか。薄ら寒い想像である。
 社会は突き詰めると、虐めの離合集散フラクタルで成り立っているのかもしれないね。
 また会おうぜ!(亀田二号風締め)
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