2019.04.24 Wednesday

ホ別30kゴム有詐欺

 一昨年の初夏、ウラジオストクに行った。特にその話を書くつもりもないが、聞きたい事があれば逐次質問してください。先輩面で答えます。
 などと書いてもコメントが付くほど読まれるウェブログでもないのは、よく理解しております。いつ更新するのか不明瞭だし内容も特にない。一段落が長く読みづらい。読者に対して開かれていない。十年前はそれが逆に良いとか言われもしたが、今では順によろしくない。見る人が見たら、もっとアクセスを伸ばすためにどうしたとかお説教を喰らわしたくなるような代物である。
 忠言くださろうと思った方、先に謝っておきます。ごめんなさい。二度と来るな。
 ウラジオストクはロシアの極東に位置する風光明媚な商業港かつ軍港として有名である。最近では金正恩がプーチンとの会談に訪れた。あと日本では名の知れた万景峰号が定期的に入港するので、船好きはご存知かも知れない。関係ないけど私は生で見ました、万景峰号。
 だからと皆が羨ましがってくれるという訳ではなく、大方は話す度に興味なさそうな相槌をいただきそれっきりでした。人間、理解する意思の枠を外れると一様に同じ表情を浮かべると知りました。まあ昔からそんなものである。お宅族だからよく分かっている。オタク趣味の合う友人以外からは愛想笑い、無関心、疑念、否定を繰り返されて来たのだから、今更驚くには当たらない。それで私もウラジオストクの話をしなくなった。
 勿論、興味を示してくださる奇矯な方も中にはいる。しかし大体が「何でウラジオストクに行ったの」に始まり「へえ」と半端な感心で終わる。要はロシアへ観光自体が埒外なのである。近いのに。
 そのくせロシアを見ない連中はタイやカンボジアにばかり興味津々で、最近はそこにミャンマーが加わった。遠いのに。
 私から見れば東南アジアを訪れる方がよほど意味不明だが、何となく日本人に優しくしてくれそうな所を目指すのは分かる。皆、人に優しく接しないが自分を労わって欲しい。誰彼構わず台湾を好くのも同じ理由だと思う。親日とか言って、馬鹿みたい。
 まあ台湾は私も好きです。
 ロシア観光省は日本からの観光客受け入れに積極的であり、ウラジオストク、ハバロフスクなど地方地方でビザの簡略化を進めている。今はまだ無理だが、いずれシベリア鉄道にビザ無しで乗れるようになるし、最終的には全面ビザ無し解禁するそうである。日本側も全日空はウラジオストクやモスクワへの定期運行を再開する予定で(日航は運行中)、そこが観光会社と組めばロシア旅行も熱くなるだろう。多分。
 私が訪れた二年前はウラジオストク入りも大使館でビザを取らなければいけなかったし、制度的に個人手配の旅行は困難だった。そこから二年で随分変わったのに、二年の間ロシアが来ると言い続けているのに、一向に来る様子が見られない辺り、ビザ簡略化ごときでは来ないかも知れない。
 そも、昨年はロシアでワールドカップが開催された。そういう時、テレビは観光番組なんかで盛り上げるものだが、ロシアはそうでもなかった。だったら今後も無理じゃねえのか。畜生。国が北を向いていないのだ。
 とは言え流行り好きの日本国民。いつロシア、ウラジオストク、ハバロフスク、カムチャツカ、クリル諸島に目が向くか分からない。そうなる前に唾つけておくと、後々えらそうな顔をできますよ。
2016.05.18 Wednesday

アイアンキング二〇一六

 放っておくと一年も百年も一瞬で過ぎてしまいます。何かを始めるたび、いちいち心機一転決意を新たにする暇などなさそうです。同様に、過去を消すのも面倒臭い。と言いますか、あらゆる場所にキャッシュが残っている限り、最早自分の影から逃げることなど不可能なのではありますまいか。そう、二十一世紀、情報だけが高度化されたディストピアにおいては、カンボジアの地雷原か南極の大氷河を歩くがごとく、石橋叩き棒でもって目の前の地面を確かめ続ける以外に負い目から逃げる術はないのでありましょう。それか森に入る。
 ディストピアSFの多くが森に消え行く主人公の後ろ姿で終わるのは、人界の理が及ばない土地がある事を意味します。太古の昔からそうです。山岳や河川が信仰の対象として畏れられてきたのは、富士山や神奈川(神を大いに示す川)の例から明らかなのに対し、森は常に恐れの対象でした。長老樹に注連縄が巻かれるケースこそあれ、彼を取り巻く樹々の下は、昼間から日光が遮られ、夜も星月の支配が及ばない密室です。富士の裾野に広がる森を樹海と呼ぶのも、板子一枚下は地獄の荒海と変わりなく、心底恐れられた証左でしょう。
 森の話はさておいて、懲りずにウェブログなど再稼働しました。前のデータは消しましたが、テンプレートなどは作り直すほど大した物でもないので流用します。タイトルは少し変えました。見れば分かるだろう。で、何に懲りないのかは皆様の胸に訊いてみなさい。きっと夢や希望や未来や怨念や溶融した炉心が止めどなく溢れてくるよ。
 冒頭に百年と書いたのは、二〇四五年問題と関係しています。これは同年辺りに人工知能が人類の知能を超えてしまう可能性を危惧する話です。科学者や支配階級の方々は、どうも人類が地球で一番知的と思いたがるようで、そもそも蟲や猫より我々毛のない猿が高等な根拠など何処にもないのに、一位の座から転げ落ちる事を何とか避けようと四苦八苦しています。
 仮に人工知能が人間に勝ったとして、何の問題が生ずるのかキリコにはよく分かりません。そうなれば人類は知性をディヴェロップメントに向けなくて良いのだからリソースはインクリーズしてソリューションも沢山生み出せるのではないでしょうか。キリコに関して言えば、日常の何やかやを人工知能丸さんに受け持ってもらって、小説やウェブログを書いたりスプラトゥーンを頑張ったり出来て非常に嬉しい。更に進んで肉体から解放され、人工知能丸さんの庇護の元、情報空間で読書や惰眠を貪れたら最高です。そこでは時間空間が意味を為さず、全ては擬似的自我の中で最小単位の神格と化すでしょう。
 まあ全部が全部投げっ放しもどうかと思いますが、何も投げず森で暮らすのもしんどいに違いありません。ですからどうか、人類を超えた人工知能さんには、情報空間から逃げた気分を味わえる森スペースも確保しておいて貰えるよう、二〇一六年からお願い申し上げる次第です。
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